今週はポルトガルが中枢都市だと聞いたので、さっそく大砲鋳造用資材7セット分を満載してカリブ海へ行ってみました。
所有する船で現在一番積み荷が積めるのはスクーナーなので、食糧なしで資材のみ満載して出港しました。
PKにあうと困るなと思いながら航路を考えていると、航海2日目でいきなり壊血病発生。
治療薬はなく、水食料もないため回復不能で最寄りのマディラへ寄港。
資材に多少の遊びを持たせていたので、それらを破棄し、ワイン6樽を購入。
途中問題が発生した際は、釣りで調達した食料とワインを水食料に転換して、副官を発動させ
回復する作戦をとった。
------OXON号艦内の日誌-----
その後の航海は順調に進みポルトガル開拓地の沖、約10日程度の距離で疫病が発生、治療法を用意していなかったため徐々に船員が減り始めた。
多少不安を覚えた私は、船員達の士気が気になったので酒をふるまい船員の忠誠をあげようと、さらに食料を与えたが、これらは効果がなく、その矢先に反乱が発生した。
この反乱を鎮静化するために最後のワイン樽を開けた。
開拓地まであと6日程度の距離だが水も食料もついに最後の一日分となった。
反乱は運よく犠牲者もなく治まったが、依然として疫病は猛威をふるっている。
船員は当初の24人が約半数の14人となってしまった。
もう一度反乱が起きたら町へたどりつける保証はない。
そうこうして水食料が尽きると恵みの雨が降った。
残念ながら調達の能力を持ち合わせていない我が艦は雨を眺めるしかなかった。
雨がやむと、遠くに陸地が見えてきた。安堵感が漂うが、陸地付近に海賊がいないか神経を使う。
船員はすでに半数となり、十分な航行速度を維持できない状態だ。
せっかくここまで来てだ捕されたのでは、鋳造の最新技術を求めて資材を満載したわれわれの計画も水の泡となる。
陸が近付くにつれ、不安は現実のものとなった。大型の海賊船が船影が多数海域を封鎖するかのように並んでいる。
見張りに緊張が走る。
街の明かりが遠くに見える。左舷側には2艦隊、右舷には中型船舶が1艦隊左の船団を迂回するため気を取られすぎたのかもしれない。
右の中型艦隊が猛スピードで接近してきた。
わが艦は乗員すでに12名、それも疲労困憊で疫病にかかっている。船足も随分と遅くなってきた。
白兵戦になれば、全滅は免れない。敵艦は容赦なく高速で追尾してくる、幸い風向きは良く、我が艦の帆はその力を存分に発揮できた。
町はどんどん近付いてくる。あと少しだ。
突如後方から光が走り、周囲に水柱が上がる。次の閃光が走った後、艦尾から炸裂音が響き船が揺れ、雷鳴のような音が響いた。
船員の悲鳴と罵声が聞こえた。
水夫が2人ほどやられたらしい。もはや振り切れないのか、次の雷鳴が容赦なく帆を裂き船体を貫く。
数枚の帆と綱が宙を舞いマストに絡まる。ふわりと船足が遅くなった。
副官も負傷した船員の手当をしながら綱を引き戻している。
後方の艦影はぐんぐんと近づいてくる。
敵艦の甲板に、その艦長か士官であろうか、髭と眼帯をした男の姿が見える。
副官もピストルを抜き、町を前に勝ち目のない白兵戦の用意をする。
眼帯の男と目が合うと、不敵な笑いを浮かべている。
まさかこんな所でやられるとは、我が艦の船員たちも、歴戦を潜り抜けてきた。
リスボンに停泊中の戦闘用ガレオンで幾多の海事を勝利で飾ってきたのだ。実際あの程度の艦隊は何度も撃退してきた。
だが今は武装を解除し資材のみを積んだ交易船だ。水夫も最小限の人数なのである。
悔しいがこれまでかと覚悟を決めた時、遠くに見える開拓地の方から光と音が聞こえてきた。
町からの援護射撃だ、まだここまでは届かないが、すぐに討伐艦隊が出てくるだろう。
十分な威嚇効果はあったのだ。
敵は速度の落ちた我が艦に気を取られ、町へ接近しすぎたのだ。
そしてかつてのさびしい開拓地はすでに多くの同志によって中枢都市と姿を変えていた。
危険を察知した敵艦隊は威嚇砲撃をした後踵を返して去って行った。
かくして危機は去った。
九死に一生、我が艦はこのような危機を何度もくぐりぬけてはきたが、やはり苦い気持ちを禁じえない。
気がつくと、再び雨が降り始めていた。暖かい風と雨が安堵感とあいまって今は気持ちを落ち着かせてくれる。今までの旅の疲れを洗い流してくれるかのような心地よさがあった。
陸が近付いてくる、逃げているうちに思いのほか距離を進んでいたようだ。
疲労困憊の船員たちもにわかに希望を取り戻したようだ。艦内で歓声が聞こえる。
副官のとっておきのワイン、最後の一本を開け祝杯をあげる。
こうしてわれわれは無事に資材を持って辿り着いた。
南米滞在と最新鋳造に没頭する日々を過ごすのである。
--------つづく-----
そういうわけで、南米開拓地にて7このキャノンを生産。うち2個が巧匠キャノン5個はノーマルでした。
威力はいまいちで1288でしたが、射程が+5弾速度が+1射程アップは貴重だなと思いました。
カロネードの場合はどういう風に変わるのだろう。
キャノンの印象からすると、カロネードの方がメリットがありそうな気がしたので、
次回は、気になるカロネードと、鉄板も生産してみようかと思います。
日誌は誇張されていますが、今回はひやひやのスリル満点の旅の後の特殊生産で、試作程度ですが少量の巧匠も完成し、なかなか楽しめました。
商会イベントなどまた大勢で生産すると盛り上がれそうな気がします^^
決まりを作らず適当に、何人かで作りに行くのもいいかと思います。
お手軽な辺りで気になったのが鉄板の強化。
結構いい値段で取引されています。相場によってはうまみがありそうですね。
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